2005.4.11 vol,019 (不定期発行)

☆☆☆ 野辺山便り ==2005年 第4号== ☆☆☆     From クマ工房、

   ”””””淡い色に染まる、心ときめく4月号””””””

 

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 ご挨拶

4月のカレンダーは、どれも、華やかで、そして淡い色合いです。
皆さんお変わりないですか?
年度末を何とか乗り越えたものの、忙しさで、ちょっとカリカリしてしまい
ましたが、下界からの桜の便りに、思わず心が弾みますね?
3月から、思いの外、気温が上がらず、「雪の少ない年は、春が遅い」って
言われている通り、このところの野辺山はずっと氷点下が続いています。
けれど、確実に「冬じゃないぞぉ〜」

さて、この4月1日で、クマ工房が、木工屋として看板を揚げてから25年。
そう、四半世紀です。
10周年、20周年と沢山の友人に支えられて、区切りの時を過ごして来る
事が出来て、さあ、30周年に向けてガンバ!と思ったのは、ついこの前の
様ですけれど、、、、早いものですね?
確実に時は流れて、私達も経験を積み、50代という年代に差し掛かって、
クマ工房も、「熟年期」と言える時期です。一年に季節があるように、クマ
工房にも、季節があったなら、実りの季節を迎えていると、思いたいモノで
す。いいぇ、そうしていかなくては、、、、、
と、そんな想いのクマ工房です。改めまして、今後ともどうぞ宜敷くお願い
します。

さあ、さあ、弾む季節を迎えた、4月号のメルマガ。
どんな色に染め上がるやら、、、最後まで、おつき合い下さいますように!

▲▽ CONTENTS ▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽

 ☆彡新連載?までのハーフタイムショウ!!
 ☆ ホームページあれこれ
 ☆ 工房より
 ☆ クマの独り言
 ☆ りらちゃんの格言コーナー
 ☆ 今月のゴメンなさい!!
 ☆ 編集後記

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☆ハーフタイムショウ!!

 その3  「アメリカ旅行」こぼれ話  グレイハウンド編

とにかくお金がなかった、、、貧乏旅行でした。(まぁ、クマ工房の常套句
かな?お金がないって言うのは)
ハワイ島の先輩の家に居候させて貰って、ガソリン代や、食費、電話代等は、
レシートで、半分ずつに計算して払う生活でした。
地元のヒロ高校でやっていた英会話スクール(無料)に通ったり、パパイヤ
の収穫体験させて貰ったり、ブラックサンドビーチという、サーフィンのメ
ッカといわれている砂浜や、マウナケアという活火山へ行ったり、1ヶ月は
アッという間でしたね。
そこで、そろそろ、英会話も充分身に付いたし?アメリカ本土の方にでも、
ちょっと、行ってみるか!と、ハワイ島から必要なモノだけ持って、飛行機
に乗りました。いざ、サンフランシスコへ!

27歳の結婚して5年近く経つ夫婦者がリュック背負って、、、というのは、
あまり、居なかったかなぁ〜  大抵は大学生とか、就職浪人とか、高校を
ドロップアウトした10代の子とか、、、、でした。まぁ、気にはなりませ
んでしたけれど。
ただ、ハワイ島からサンフランシスコの飛行場へ降り立った時は、誰も迎え
に来てくれない!二人だけ。少なくとも飛行場には私達を待っていてくれる
人が居ないという、、、当たり前のようで、初めての経験でした。
ポツンと二人。
さあ、これからが私達の旅だぞ!って感じかな?
心細い?武者震い?それとも、ワクワク?いろんな想い、、、、、でしたね。

さて、グレイハウンド。あの広いアメリカ中を、網の目のように走る大型の
バス路線です。アメリカの広い国土には、飛行機の航路が発達していますが、
やはり、庶民の足は何と言ってもこのバスです。
大型バスと言いましたけれど、私達から見ると、大型ですが、まぁ、基本的
に体格が違いますから、アメリカでは特に大型って言うわけではありません。
バス停は、、、、日本の感覚のバス停とは大違い。バスディーポと言います。
大きなターミナルディーポになると、トイレや食堂?は勿論のこと、シャワ
ールーム、仮眠所などもあります。
今の高速道路のサービスエリアみたいな感じかな?
でも、私達にとっては見慣れた風景ではなかったですね。
だって、この体験談自体が25年も前の思い出話なので、かなり時差がある
ので、仕方ないかな?お許し下さい。
トイレはさすがに、一緒に入る訳にはいかないので、その時ばかりは別々で
すよね?初めのうち、私はちょっと心細かったな〜へいっちゃらな顔してた
けど!!結構やせ我慢でした。
後半になると、靴下洗濯して、リュックの両脇にぶら下げて歩いたりしてま
したけど、、、
アメリカ大陸ほぼ1周したというのに、ホテルに泊まったのは、たった4泊。
殆どは、夜行バスを利用。私はグーグー寝ていましたけれど、クマチャンは、
そうはいかなかったみたいです。責任感というか、何かに備えて、眼を光ら
せていた?様です。”何か”が何かは、よく解らないんですけれど、だから
こそ、備えなくちゃならないんですよね?
実際、バスの後ろの方の座席は、ちょっと怖い感じの人が多くて、先輩から
も、なるべく運転手の傍の最前列に乗るように言われていましたから。
ちょっと、危ない匂いが漂ってました、、、確かに。

25セントのコーヒーを1杯買って、食パンとジャムとリンゴを1個買って、
膝に乗せて、バスの中で二人で「頂きます」をして、食べてました。バーガ
ーキングというお店に入ったのは、もう、完全にトピックスでしたねー。
モーテルに泊まったときは、カップラーメン。お箸が無くて、持っていたア
ーミーナイフのドライバーの部分で食べましたっけ〜  
青春グラフィティー?今思うとね。でも、やってる当人達にとっては、その
時の精一杯で、当たり前で、自然で、、、、、、だったんですよ。

あっ、又長すぎるって怒られそう。この辺にしときます。
笑える話しも、色々あるんですけれど、、、、、

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☆ ホームページあれこれ

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あれこれ、、、、言うことが見つからない、、、
ホームページがあることが当たり前になって、生活の中に定位置を占めるよ
うになっています。
毎日、メールや、おしゃべりタイムをチェックすること。
これだ!って思う場面があると、デジカメを持ち出すこと。
解らないことがあると、インターネットで調べること。

パソコンの前に座るのが、自然になってきています。
クマ工房のホームページは、育っているでしょうか?皆さんにとっては、ど
んな位置にあるんでしょうか?

細くても長く、小さくてもまっすぐに、拙くても精一杯に。
そんな思いで、このホームページの運営をしていきたいと思うばかりです。

ご感想などありましたら、是非お寄せ下さい。

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☆ 工房より

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北側の窓辺のつららも姿を消して、工房のシャッターを開け放せる様になっ
てきた野辺山です。
さあ、エンジンフル回転で、頑張りましょう!
今年のテーマ「椅子」の製作も、まずまずの感じかな?
ただ、、、、

一所懸命作る。
作ったものを見て頂く。
見て頂いて褒めて頂く。
褒めて頂いたら、、、、、買って頂く。

このリズムが、あまり上手くいってないクマ工房です。
何とか、良いリズムを創り出すように、クマチャンの作ったものを、如何に
沢山の方に見て頂くか、褒めて頂くか、買って頂くか、、、、
ここらで一丁、営業活動というものを、始めてみるかと思っている次第です。

作ったものを、きちんと自分の名前でお届けするまでが、私達の仕事です。
お店に卸したり、委託販売をしたり、代理店を持ったり、商品の販売方法は、
色々ありますが、クマ工房は、やはり、お顔見て、お話しして、手渡しで、
お届けしたいという姿勢は変えたくありません。

そこで、今年は「出張販売」「お出かけギャラリー」「クマの産直市場」?
なんていうイメージで、ハイエースに作品たちを積んで、出掛けてみようか
と思っています。
素敵な画廊や、なんとかギャラリーで、格好良く「作品展」っていうのにも
憧れますが、何か、こう、もっと、自分達らしく、芸術家ぶらずに、真摯に
自分の作ったものを、見て頂きたいんです。

さあ、その為に、これから、見て頂くものを精一杯作らなくては!
沢山の笑顔にお逢いできるように!
頑張るクマ工房です。
あっ、「此処へも来て!」とかありましたら、是非ご一報下さい!出張して
行くかもしれませんよぉ〜

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☆ クマの独り言

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犬の霜次朗も、烏骨鶏もいなくなってしまって、これからの自分達の暮らし
を、改めて考えているところ。
折角、広い牧草地があるんだから、僕らが昔から想い描いていた様な牧歌的
な生活風景を動物たちと作っていきたいなぁー
犬は勿論のこと、牛や鶏や羊。ウサギにロバ?(これは誰が言ったの?)

モノを作っていく上での、創造力を育んでくれる様な風景、癒してくれる様
な暮らしを作りたいと思う。
やり始めるか!!

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☆りらちゃんの格言コーナー

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   荒城の月
  春 高楼の 花の宴
  めぐる盃 かげさして
  千代の松が枝 わけ出でし
  むかしの光 いまいずこ

  秋 陣営の 霜の色
  鳴きゆく雁の 数見せて
  植うる剣に 照りそいし
  むかしの光 いまいずこ

  いま 荒城の 夜半の月
  かわらぬ光 誰がためぞ
  垣に残るは ただかつら
  松にうたうは ただ嵐

  天上 影は 変らねど
  栄古は移る 世のすがた
  写さんとてか 今もなお
  ああ荒城の 夜半の月
              土井晩翠

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☆今月のごめんなさい!!

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1ひたすら、残飯を捨てています。
2図書館に返す本の返却期限を過ぎてしまった。
3クマチャンと、結構激しいケンカをしてしまった。

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☆ 編集後記

氷点下ばかり、、だったのに、急に暖かくなったり、本当にこの時期の陽気
は、気まぐれですね?
新学期も始まり、生活が落ち着いてきました。いろんなスタートを迎えた方
もいらっしゃるのでは?
クマ工房も、新しい試みに意欲を持って日々仕事に取り組んでいます。

先日、クマ塾で続けている読み聞かせ(高学年)の「十五少年漂流記」を、
何と、半年近くも掛かって読み終えたんです。中だるみや、飽きや、外国の
知らない単位や、耳慣れない名前があったりして、険しい道のり?でしたけ
れど、6人の子どもと、想像以上の達成感を味わえました。
最後のページでは、ちょっと声が、詰まってしまって。けれど私にとっても
良い経験でした。
声に出して読むという作業。耳で言葉を聞くという作業。読み聞かせには、
何とも云えない独特の雰囲気があります。私、大好きなんです。
「十五少年漂流記」が子供達の中に、小さな想い出として残ってくれるかし
ら?と思いながら、本を閉じました。
さて、新学期、次の読み聞かせは何にしましょう!
クマ塾のお陰で、いろんな経験をし、思い掛けない収穫を得たり、感動を貰
っています。今月からは、クマチャンの理科の特別授業の計画もあるんです。
今から楽しみです。毎日が、大変!でも、愉しい!
暖機運転を終えて、さあ、エンジン始動!そんな感じのクマ工房です。

皆さんの暮らしの中には、どんな大変?どんな愉しい?がありますか?
張り合いのある、この4月の始まりでありますように!!

 

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◇野辺山便り (vol,019) 2005年 第4号◇
2005.4.11 配信
監修発行・クマ工房
http://www.ytg.janis.or.jp/~kuma/top.htm
問い合わせ:info@kumaya.or.tv
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